君と過ごす一年で十二題

春の風の匂いに包まれて
青葉の木の下でうたたねを
冷たい雨に頬を打たれて
虹の麓には宝物が
目を眇めたのは眩い太陽のせい
海辺で君とロマンチック
踊る落ち葉の風に隠されて
紅葉の並木道で繋がる指先
雪の舞う中、消えそうな背中
静寂の雪解け道を
桜の花びら舞う下で
季節は巡って、僕はここにいる



恋人じゃなくても親友でも家族でも、グループでもなんでも構いません。

修正・・・2007/2/26